金沢の森林
市域面積 | 46,881ヘクタール |
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金沢市の森林面積 | 28,085ヘクタール(市域面積の約60%) |
国有林 | 6,469ヘクタール(森林面積の23%) |
民有林 | 21,615ヘクタール(森林面積の77%) |
天然生林 | 14,516ヘクタール(民有林の67%) |
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人工林 | 5,382ヘクタール(民有林の25%) |
人工林(市営造林) | 2,080ヘクタール(人工林の約40%) |
竹林 | 659ヘクタール(民有林の3%) |
無立木地 | 1,058ヘクタール(民有林の5%) |
天然生林は、ナラ類を主体とした雑木林で、これまで薪炭材やシイタケ、ナメコのほだ木、パルプ材などに活用されてきましたが、近年、利用されていないため老齢木が増え、病虫害などで枯れてしまうものが多くなっています。
人工林のほとんどはスギの造林地で占められており、なかでも31年生から50年生の木材利用が可能な時期を迎えたものが多くなっています。健全で経済性の高い森林とするためには、枝打ち、除間伐などが必要ですが、木材価格の低迷等により、十分な手入れがなされていないものが増加しています。
生活用品の材料として用いるために植えられた竹林は、その役割がプラスチックに取って代わられたことで、放置されるようになっています。繁殖力の強い竹は、地下茎を伸ばし、周囲の農地や森林を駆逐しています。
このため、本市では、平成15年度には森づくり条例を制定し、「森林を育て」、「森林に親しみ」、「木を活かし」、「地域の絆を強める」を基本方針とした森林再生のための施策を積極的に推進しています。
管理するのとしないのではこんなに違うよ!
管理の行き届いた人工林(スギ)
荒廃した人工林(スギ)
管理の行き届いた竹林
放置された竹林