市民と動物が幸せに暮らすまち金沢を目指して
条例の制定について
金沢市では、「犬猫の殺処分ゼロ」を目標に、動物愛護の拠点である動物愛護管理センターを中心に、犬猫の適正飼養や終生飼養の推進に関する様々な取り組みを進めてきました。
その一環として、この度、「金沢市における市民と動物が共生する社会の推進に関する条例」を制定し、市をはじめ、市民、飼い主、これから飼い主になろうとする方、動物取扱業者の連携により、市民と動物が幸せに暮らせるまちを目指してまいります。
条例のポイント
(注意) 詳細は、パンフレットをご覧ください。(A3両面、三つ折り)
市民と動物が幸せに暮らすまちを実現するために必要な3つのポイント
終生飼養推進のために
飼い主になる前にするべきこと
- 事前にその動物についての知識を習得する。
- ペットの世話を頼める人が他にいるかどうか考えておく。
⇒ 飼う前に最後まで飼うことができるかよく考えて飼うことが大切です。
考えた結果「飼わない」ことも動物への愛情です。
飼い主になったら
- 動物についてよく理解し、愛情をもって適正に飼う。
- 周りに迷惑をかけないように飼う。
- 最後まで責任をもって飼う。
(やむを得ず飼えなくなった場合は、責任をもって新しい飼い主を探す。)
⇒ ペットは飼い主を選ぶことができません。
ペットを家族として迎えたからには、最後まで大切に育てることは当たり前の義務です。
動物取扱業者には
- 動物の購入者等に、動物の適正な飼養方法をきちんと説明、理解してもらう。
- 終生飼養を促し、終生飼養が難しいような方には販売や譲渡を控える。
⇒ 動物を取り扱うプロとして終生飼養推進のためにできる対応をお願いします。
すでに誓約書をとる等の対応をしていただいている事業所もあります。
適正飼養推進のために
ペットの健康と安全を守るため、他人へ迷惑をかけないために、飼い主が守るべきことを規定しています。
周辺生活環境保全のため、不幸な子猫の減少のため
飼い主のいない猫にエサを与える場合は、適切な給餌に努めることとします。
適切な給餌とは
- 給餌給水の管理と、排泄物の処理(トイレの管理)
- 不妊去勢手術による繁殖防止
- 周辺住民の理解を得る
さらに、市は不妊去勢手術の費用の支援や指導助言を行うこととしています。