豚肉や豚レバーの生食禁止について
平成23年4月に発生した飲食チェーン店での腸管出血性大腸菌による集団食中毒事件を契機に、厚生労働省は平成23年10月から、牛の食肉の規格基準を適用するとともに、平成24年7月から、牛のレバーを生食として販売・提供することを禁止しました。
その後、厚生労働省は規格基準等の対象となっていない食肉についても、安全性等を検討してきました。その結果豚の食肉について、豚レバーを生食用として提供している実態があることや、E型肝炎ウイルス、食中毒菌及び寄生虫が豚の血液やレバー等から検出されていること及びE型肝炎ウイルスや寄生虫は内部汚染であるため内部までの加熱以外のリスク低減策が考えられないこと等を踏まえ、公衆衛生上のリスクが大きいと結論づけられたことから、法的に生食用としての提供を禁止することにしました。
これにより、豚の食肉(内臓を含む)の規格基準が設けられ、平成27年6月12日から、豚の食肉を生食用として提供・販売することが出来なくなり、中心部を63℃で30分間以上や、75℃で1分間以上などの加熱殺菌をすることが必要となりました。
豚の食肉の生食禁止のチラシ (PDFファイル: 489.4KB)
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