食中毒予防のために

お腹を痛がっている男の子の周りに細菌がいるイラスト

食中毒は大きく分けて、細菌によるもの、フグやキノコなど自然毒によるもの、 有害化学物質によるもの及びウイルスによるものの4つに分類されます。その中でも食中毒発生件数の約90%を占めるのが細菌性食中毒です。

食中毒
細菌性食中毒 感染型
食品中であらかじめ増殖した多数の 食中毒原因菌を食品とともに摂取し、 これが、腸管内粘膜を刺激し、下痢、腹痛 などの症状を起こす。
腸炎ビブリオ
サルモネラ
カンピロバクター等
毒素型
細菌が増殖する際につくられる毒素 を食品とともに摂取し、腸管で吸収されて発病する。一般に感染型より早く 症状が出現する。潜伏期間は3時間ほど。
黄色ブドウ球菌
ボツリヌス菌等
化学性食中毒 誤用、混入、残留等により病因物質が食品中に存在することにより発生する。 農薬
有害金属
メチルアルコール等
ウイルス性食中毒 食品と一緒に体内に入り、腸管で増殖し、発病する。 ノロウイルス
ロタウイルス
アデノウイルス 等
自然毒食中毒 植物性 毒キノコ
ジャガイモの芽等
動物性 フグ
オニカマス等
その他の食中毒 アレルギー様食中毒
サンマのミリン干しなど、食品中で生成したヒスタミン等により起こる。
 
その他の食中毒 マイコトキシコーシス
カビの代謝産物(マイコトキシン) の摂取による健康障害。
ピーナッツのカビ

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