Vol.5 さあ、オワリチョウを あるいてみよう!(オワリチョウエリア)
オワリチョウエリア
所要時間 徒歩約45分
01 近江町市場 Omicho market

ちょっと寄ってきまっし
01 「姉さんちょっと寄ってきまっし!」ここに来れば40歳でも60歳でもお姉さん。金沢市民の舌を肥えさせ続けて早400年、今日も市民の台所は大賑わい。
02 鮮魚にコロッケに串焼きと、お腹の容量を優に超える誘惑にどうぞ負けてください。食べて、味見して、心も大満足。
02 リノベホテル The renovated hotel

サンポ仲間ができるかも
03 店先だけが市場じゃございません。店の裏をひっきりなしに出入りする車と人は、新鮮な市場の証拠。
04 ビジホをリノベーションした話題のホテルには、宿泊客以外も立ち寄れるカフェが。本日のサンポ仲間ができるかも。
03 「ふ」の老舗 The old house of FU

ふふふのふ
05 古い町家といちばのエリアのちょうど境目。車通りも多いのでお気をつけて。
06 目の前に「ふ」の文字が見えましたか?金沢料理に欠かせない麩は、味形共に種類が豊富。作り続けて150年、これが老舗でございます。
07 醤油屋に酒屋、何やら専門店が目立ってきました。
04 寿屋 Kotobukiya

江戸末期建築の老舗料亭
08 町並みの中でひと際目立つこちらは、江戸時代末期建築の金澤町家の老舗料亭。明治中期の書院造りの群青壁の座敷、大正時代初期の茶室、昭和初期の近代和風の大広間と、各時代の金沢の風情が盛り込まれています。
05 町民文化館 Chizen's culture museum
昔の金沢貯蓄銀行
09 グレーの壁でどっしりと構えるこちらは町民文化館、昔の金沢貯蓄銀行です。商人町に銀行は欠かせません。屋根入り母屋造りで、棟上は一対のシャチがおり、煉瓦には「貯」の文字が入っています。
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06 尾張町老舗交流館 Owaricho shinise korykan

ずらりと並ぶ白黒写真
10元眼鏡屋の建物を利用した老舗交流館の中を覗くと、ずらりと並ぶ絵と写真、町の人々から集めた貴重な写真から、金沢経済の中心であった71軒もの大店(おおだな)が建ち並ぶ、繁華街尾張町の姿が見えてきます。
07 福久屋石黒傳六商店 Fukuhisaya Ishiguro Denroku shouten
嘉永5年建築の薬局
11 石黒家は現当主まで20代にもなる由緒ある名家であり、7代目から代々傳六(でんろく)を襲名しています。建物は嘉永5年に建築され、現在も現役の薬局店です。
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08 過去の屋敷群 Some family remains of the past

加賀八家 前田家跡
12 通りを抜けると、ビルがずらりと建ち並びます。ちょうど目の前は加賀八家の一つ前田家(長種系)の屋敷跡地。この大きな区画が過去の屋敷群を物語っています。
09 黒門前緑地 Kuromonmae park

高峰譲吉の邸宅
13 真っ白なのれんが掛かった金澤町家のゲストハウス。住むように泊まれます。
14 前田利家の四女豪姫の邸宅跡地に、アドレナリンを発見した高峰譲吉邸の一部がお引越し、ゆっくり座ってお庭を眺めれば、明治期にタイムスリップできちゃう穴場です。
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10 大手堀 Otebori

金沢城で最も大きい石はどれ
15 さて、もうお気づきでしょう。目の前に広がるのは金沢城のお堀、大手堀です。鯉も悠々と泳いでいます。
16 大手門の石垣には金沢城で最も大きな石が使用されています。さて、どの石のことでしょう。
11 白鳥路 Hakuchouro

ホタルの名所
17 堂々たる白鳥の像の後ろに続くのは数々の彫刻が並ぶ白鳥路。夏には、多くのホタルを鑑賞できる名所でもあります。ホタルを求めて、暗闇に大勢の人が押しかける光景も新たな夏の風物詩?
12 町屋 and 洋館 Machiya and Western style house

ケンチク探究心をくすぐる
18 しゅっとのびる煙突がアクセントになっているのはドラマに出てきそうな静かなお屋敷。
19 住宅街の細い道を曲がって曲がって。
20 左手に古い洋館、右手には町家と、ケンチク探究心をくすぐられますが、内部公開はされていないのでぐっとこらえて。
13 武家屋敷寺島蔵人邸 The ole site of Mr.kurando Terashima's house

中級武士の邸宅
21 中級武士の邸宅の一部が残る寺島蔵人邸。庭を歩くこともでき、ドウダンツツジの春の開花、秋の紅葉は必見です。
22 建物の間からひょっこり覗くのは、卯辰山。昔は金沢城を一望できることから、庶民の登山は禁止されていましたが、今ではドライブに遠足にと24時間登り放題。
14 大きな松の木二本 Two pine trees

立派なアイコン
23 最近ご近所からお引越ししてきた菓子司森八本店。390年という歴史を感じさせる、千数百点もの菓子木型の展示は圧巻。
24 通りの向こう側には大きな松の木が二本。手前は大樋焼を扱う美術館の松の木。奥は由緒正しき料亭の松の木。2本とも立派なアイコンです。
15 枯木橋 Karekibashi

ケンチクサンポツウなら
25 ケンチクサンポツウなら一目見て気づく、惣構堀。ここにも顔を出しております。
26 「橋の傍らに枯れ木があったから。」付けられた名は枯木橋。道路と一体化していて、橋だとなかなか気づいてもらえませんが、今の石橋となって120年、木橋時代から数えると400年前からここで頑張っています。
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