議会のお仕事探検
それでは実際(じっさい)に、美術館を建てるとして、どんな順番で話し合いが進むのか、見てみましょう。
話し合いの順番
- 美術館を建てることを、市議会に提案(ていあん)する
(提案する人:市長、または市議会議員) - 提案した人が、市議会でくわしく説明する
(なぜ建てるのか、どこに建てるのか、お金はいくらぐらいかかるのか など) - 他の市議会議員が、提案した人に質問(しつもん)する(どうしてそこに建てるのか など)
- 提案した人が、質問に答える
- 美術館のことを担当(たんとう)する「委員会」を開いて、専門(せんもん)的なくわしいことを話し合う。今回の議題は美術館のことなので、担当する委員会は「文教消防常任委員会(ぶんきょうしょうぼうじょうにんいいんかい)」です。
- 委員会の話し合いの結果を、全員に報告(ほうこく)し、もう一度意見を聞いて、多数決で美術館を建てるかどうか決めます。賛成(さんせい)の人は起立してもらい、その人数で決めます。
- 賛成に決まると、決められたとおり、市役所が仕事をして美術館を建てます。
市議会は、市民のくらし全体の話し合いをする、とても大切なところです。誰(だれ)でも市議会を聞きに来ることができます。