公園の種類と役割(やくわり)
放課後や休日に、友達や家族と一緒(いっしょ)に遊べる場所のひとつに、公園があります。
遊具のほかに、花や木が植えられた花だんや、魚が泳いだり鳥が集まる池などもあったりして、見ているだけでも気分がさわやかになります。
公園は、わたしたちの生活に、うるおいをあたえてくれる大切な施設(しせつ)です。
公園にはどんな種類があり、どんな順序(じゅんじょ)で作られているのか調べてみましょう。
公園の配置の考え方
街区公園(がいくこうえん)
公園を中心に半径(はんけい)250メートル以内に住んでいる人が主に利用する公園で、0.25ヘクタールの面積を目安に配置しています。みんなが楽しく遊ぶための遊具があったり、走りまわって遊ぶことなどができる広場がある公園です。
近隣公園(きんりんこうえん)
公園を中心に半径500メートル以内に住んでいる人が主に利用する公園で、2ヘクタールの面積を目安に配置しています。みんなが散歩などでくつろいだり、休んだりするために、緑がたくさんある公園です。
地区公園
公園を中心に半径1キロメートル以内に住んでいる人が主に利用する公園で、4ヘクタールの面積を目安に配置しています。いろいろなレクリエーションに利用される公園で、その地域(ちいき)のシンボルにもなります。
総合公園(そうごうこうえん)
大乗寺丘陵公園
(だいじょうじきゅうりょうこうえん)
休息・観賞・散歩・遊戯(ゆうぎ)・運動などに利用する公園です。10〜50ヘクタールの面積を目安に配置しています。
運動公園
運動公園
運動するために利用する公園です。
15〜75ヘクタールの面積を目安に配置しています。
特殊公園(とくしゅこうえん)
墓地(ぼち)を含んだ公園など、特殊な利用、特殊な場所にある公園です。
ポケットパーク
道路整備(せいび)などで、残った土地を活用した公園です。緑を植えるなど、地元住民が休めるいこいの場のことをいいます。