令和7年5月 粟崎地区液状化対策見学会
粟崎地区液状化対策見学会~安全・安心な粟崎を共に創ろう~(5月24日)

令和6年能登半島地震で大規模な被害があった粟崎地区では、令和7年3月から、液状化対策工事の実施に向けて実証実験を行っています。
この日は、粟崎小学校で、地元住民のみなさまに実証実験の状況をお知らせし、模型を使った実験などにより理解を深めていただくためのイベントを開催しました。
会場では、地震や防災について楽しみながら学べるクイズラリーや防災グッズの展示など、子どもから大人まで多くの方が参加しました。
イベントの様子(液状化対策の実験や説明、見学など)
会場は粟崎小学校
村山市長も実験を見学しました
模型を使って液状化の仕組みを説明
体育館では職員がスライドを使って液状化現象を解説
実証実験の様子を映像で見学
液状化の仕組みを図を使って説明
イベントの様子(災害や防災対策の体験など)
VRゴーグルによる災害体験
住まいの耐震化相談
非常食(アルファ米など)の試食
住宅模型を使った住宅耐久実験
非常用トイレや簡易テントの展示
クイズラリー
担当者インタビュー
Q1.粟崎地区での液状化対策として、現在実証実験中の「地下水位低下工法」について教えてください。
A1. 「地下水位低下工法」は、道路下に水はけの良い集排水管を敷設し、地下水位を低下させることにより地盤の液状化を抑える工法です。現在、粟崎小学校の敷地内で、地下約5mの位置に長さ65mの集排水管を設置する実証実験を実施し、地下水位の観測による対策効果や地盤の高さを計測して周辺への影響を確認しています。
Q2.今日のイベントは、実証実験のことだけでなく、地震対策や防災について広く学べる内容でした。どのような思いからこのイベントを企画したのですか。
A2. 粟崎地区で発生した「液状化現象」の仕組みと、その対策として行う「地下水位低下工法」について、住民の皆さまに理解を深めていただくことを第一の目的としています。さらに、粟崎小学校は地域住民の拠点避難所としての役割も担っています。そこで今回は、防災学習を組み合わせることで、住民の皆さまの防災意識を高め、自助・共助力を育むことにも繋げたいと考え、本イベントを企画しました。
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