全州(韓国)

全州市の詳細
提携	2002年（平成14年）4月30日
人口	64万人
面積	206平方キロメートル

全州市の概要

韓国の南西部に位置する全羅北道の道都で、教育、文化、経済の中心都市です。
「後百済」の首都として栄え、また、李氏朝鮮王朝を興した李成桂（イ・ソンゲ）の本郷であり、千年を超える歴史をもっています。御眞（オジン）博物館所蔵の、朝鮮王朝時代に描かれた李成桂の肖像画「朝鮮太祖御眞」は、2012年に国宝に指定されています。その他にも、国指定宝物「豊南門」や韓式家屋保存地区など歴史的遺産が市内に点在し、古都の面影を最も色濃く残す都市の一つです。
「食と文化の里」として知られる全州は、全州ビビンバが有名であり、地元の豊富な食材を生かした韓国伝統の食文化が発展しており、食文化でユネスコ創造都市に登録されています。また、韓国の無形文化財にも指定される伝統音楽のパンソリの中心地として、「全州大私習ノリ」が毎年開かれ、韓国全土から国楽家が集い公演が行われます。「合竹扇（ハプチュクソン）」、「韓紙（ハンジ）」などの伝統工芸品でも有名です。
国際映画祭、2002年ワールドカップの開催など、新しい行事も盛んに行われ、歴史と現代が調和した都市として成長を遂げています。