樋俣用水
延長
約3.7キロメートル
完成年
不明
成り立ち
大野庄用水と同様、元々は自然の川に近い姿だったものが、次第に用水として整備されてきたものだと推測される。藩政時代には木曳川と同様に、木材を木揚場まで運ぶ水上輸送路として利用されたという。大野庄用水の分水の中でも特に大きい灌漑区域を有している。
現在
鞍月用水と大野庄用水の合流地点である「木揚場」の下流側で取水している。長田小学校沿いでは、長田菅原神社境内の樹木が緑陰を与え、潤いのある景観が見られる。金石街道沿いで2つに分水し、道路の両側に沿って流れ、藤江、松村や畝田地内などの水田を潤している。