金沢職人大学校機能強化計画
金沢職人大学校機能強化計画の策定について
金沢職人大学校は、金沢に残る伝統的で高度な職人の技の伝承及び保存のための人材の育成を図るとともに、伝統的な職人文化に対する市民の理解と関心を深めるために平成8年に設立しました。
これまでに本科420名、修復専攻科320名の修了生を輩出し、本市の歴史的な町並みの保存や金澤町家などの再生・活用に貢献しています。その一方、現代工法による住宅の普及によって伝統技術を活かす機会が少なく、入学希望者も減少傾向にあります。また、地方の過疎化や人口減少に伴い、地域によっては伝統的な技術等を持った職人が不足するなどの地域課題が生じています。
それら諸課題の解決とともに、令和6年2月に策定した市政運営の最上位計画である『未来共創計画』に掲げる「世界に誇る伝統と創造の文化が息づくまち」の実現に向けて、職人大学校機能強化計画を策定するものです。
金沢職人大学校機能強化計画 (PDFファイル: 3.3MB)