障害のある方に関するマーク

障害のある方に関するマークには、主に次のようなものがあります。
皆様にご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。

障害のある方のための国際シンボルマーク

車椅子に人が乗っているイラストが描かれた障害のある方のための国際シンボルマーク

障害のある方が容易に利用できる建物、施設であることを明確に表すための世界共通のマークです。
このマークは、「すべての障害のある方を対象」としたもので、とくに車椅子を利用する障害のある方に限定し、使用されるものではありませんが、一部誤った使用がされていることがありますので、ご注意ください。
たとえば、内部障害の方、足をけがされた方などを含みます。

身体障害者標識(障害者マーク)

青地の円に白い四つ葉のクローバーが描かれている身体障害者標識(障害者マーク)

このマークは、肢体不自由であることから、免許に条件を付されている方が運転する車に表示するものです。
やむを得ない場合を除き、このマークをつけた車に幅寄せや割り込みを行うことは、禁止されています。
このマークの表示については、努力義務となっています。

視覚障害のある方を表示する国際マーク

人が杖をついて歩いているイラストが描かれた視覚障害のある方を表示する国際マーク

視覚障害を示す世界共通のシンボルマークです。
このマークは、手紙や雑誌の冒頭、あるいは歩行用に自由に使用できます。

聴覚障害者シンボルマーク(耳マーク)(国内)

緑色の線で耳が描かれ、耳の内側が矢印になっている聴覚障害者シンボルマーク(耳マーク)

聴覚障害の方であることを表す国内で使用されているマークです。
聴覚障害の方は見た目には分らないために、誤解されたり、不利益になったりするなど、社会生活のうえで不安が少なくありません。
預金通帳、診察券などにこのマークが貼付されているなど、マークの提示をされた場合は、相手が「聞こえない」ことを理解し、コミュニケーション方法に配慮をお願いします。

(注意)このマークは、聴覚障害の方が自発的に使用するものです。法的拘束力はありません。

ほじょ犬マーク

ほじょ犬の文字と犬のイラストが描かれているほじょ犬マーク

身体障害者補助犬同伴の理解を促進するためのマークです。
身体障害者補助犬とは、盲導犬・介助犬・聴導犬のことを言います。
「身体障害者補助犬法」が施行され、公共の施設や交通機関はもちろん、デパートやスーパー、ホテル、レストランなどの民間施設でも身体障害者補助犬が同伴できるようになりました。
補助犬はペットではありません。体の不自由な方の、体の一部となって働いています。社会のマナーもきちんと訓練されていますし、衛生面でもきちんと管理されています。
お店の入口などでこのマークをみかけたり、補助犬を連れている方を見かけた場合は、ご理解・ご協力をお願いいたします。

オストメイトマーク

黒色の人の形に白色でプラスが腹部に描かれているオストメイトのマーク

人工肛門・人工膀胱を使用している方(オストメイト)のための設備があることを表しています。
オストメイト対応トイレの入口・案内誘導プレートに表示されています。

ハートプラス マーク

人の胸のあたりにハートマークとプラスが描かれているハートプラスマーク

「身体内部に障害のある人」を表しています。
身体内部(心臓、呼吸機能、じん臓、膀胱・直腸、小腸、免疫機能)に障害のある方は外見から分りにくいため、様々な誤解を受けることがあります。
このマークを着用されているかたを見かけた場合は、電車などで席をゆずる、近辺での携帯電話使用を控えるなど、内部障害について理解し、ご協力をお願いします。

(注意)このマークは、内部障害の方が自発的に使用するものです。法的拘束力はありません。

障害者雇用支援マーク

薄ピンク色の手と濃いピンク色の手が握手してハート型にデザインされている障害者雇用支援マーク

公益財団法人ソーシャルサービス協会が障害者の在宅障害者就労支援並びに障害者就労支援を認めた企業、団体に対して付与する認証マークです。
 障害者の社会参加を理念に、障害者雇用を促進している企業や障害者雇用を促進したいという思いを持っている企業は少なくありません。
 そういった企業がどこにあるのか、障害者で就労を希望する方々に少しでもわかりやすくなれば、障害者の就労を取り巻く環境もより整備されるのではないかと考えます。
 障害者雇用支援マークが企業側と障害者の橋渡しになればと考えております。御協力のほど、よろしくお願いします。

「白状SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク

人が白い杖を立てて持っている「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク

白杖を頭上50センチメートル程度に掲げてSOSのシグナルを示している視覚に障害のある人を見かけたら、進んで声をかけて支援しようという「白杖SOSシグナル」運動の普及啓発シンボルマークです。
 白杖によるSOSのシグナルを見かけたら、進んで声をかけ、困っていることなどを聞き、サポートをしてください。

(注意)駅のホームや路上などで視覚に障害のある人が危険に遭遇しそうな場合は、白杖によりSOSのシグナルを示していなくても、声をかけてサポートをしてください。

聴覚障害者標識

エメラルドグリーン色の円に黄色い蝶が描かれている聴覚障害者標識

聴覚に障害のある方が第一種運転免許及び仮免許を取得する場合、適性試験での聴力基準は「補聴器により補われた聴力を含み、10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえる。」とされていますが、聴覚に障害のある方は、改正道路交通法の施行(平成20年6月)で、「ワイドミラーを車室内に装着」「自動車の前面及び後面に「聴覚障害者標識」を付ける」「運転できる自動車は、専ら人を運搬する構造の普通自動車」等の条件の下で、運転免許を取得できるようになりました。
他の自動車の運転手はこの聴覚障害者標識を付けている自動車に対する幅寄せや割込はせず、聴覚に障害のある人はクラクション等の音が聞こえにくいことにご理解とご配慮をお願いします。

ヘルプマーク

赤地に白色の十字とハートマークがデザインされたヘルプマーク

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としていることを知らせることができるマークです(JIS規格)。
ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

障害福祉課
郵便番号:920-8577
住所:金沢市広坂1丁目1番1号
電話番号:076-220-2289
ファックス番号:076-232-0294
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