学生提案事業「木を着せる」
概要
第3回「木の文化都市・金沢ミライまちづくり」学生提案事業(令和5年度)において、最優秀賞を受賞したデザイン提案のひとつを具現化しました。街に木の温もりを取り入れることを目指し、「木を着せる」という新たな試みです。
提案者:金沢美術工芸大学 触覚まちあそび倶楽部
スカート柱
コンセプト
街の柱に木製のスカートを設置しています。信号待ちや待ち合わせの際、自然と寄りかかりたくなる、思わず触れたくなる存在となることを目指しています。
市産材のケヤキを使用し、表面仕上げには職人の手仕事による「名栗加工」を採用しました。この技法により木の豊かな表情を引き出し、街に彩りを添えています。多くの方に木の魅力に触れていただき、「木の文化都市・金沢」の価値や意義を考えるきっかけになれば幸いです。
設置場所・期間
設置場所:片町きらら広場
設置期間:令和7年1月29日(水曜日)~



襟ベンチ
コンセプト
地下入口の腰壁を覆うように、木の襟付きベンチを配置しました。
ベンチの天板・襟には、市産材のスギ、ケヤキ、ホウを使用。土台には、木材加工場で生じる端材(角材とCLT)や間伐材(丸太)を敷き詰め、様々な木の表情により街を着飾ります。
設置場所・期間
設置場所: 武蔵地下駐車場入口(金沢市安江町地内)
設置期間 :令和7年5月2日(金曜日) ~ 12月下旬


