活用地区(金沢中央地区)
金沢中央地区(第1期)の概要
地区の概要
用水やまちなみ整備などの基幹事業により金沢らしい伝統景観の保全に努めるとともに、まちなか交流活動の促進や安全なまちづくりにより、まちに人を呼び込み、中心市街地の活性化を図ります。
計画期間 | 平成16年度~平成20年度 |
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面積 | 916ヘクタール |
地区の現況と課題
金沢城址を中心とした藩政期の城下町の区域であるとともに、市内交通の要衝にあり、小売業を中心とした本市最大の商業集積地を形成し、業務・居住機能や、公共施設等も集積している地区です。
しかし、近年は郊外部への大型店舗の進出や、都心部の交通渋滞、まちなか定住人口の減少、商店数・事業所数の減少など、都心機能の空洞化が進行し、都市活力が低下しつつあります。
地区の整備方針
個性を活かした美しいまちづくり
住民の協力を得ながら、歴史的なまちなみや建造物を保存し、電線類の地中化、広見、道筋や用水沿いの修景整備に努め、伝統的で潤い豊かな美しい都市景観を創出する。
暮らしの良さを実感する定住促進
まちなかの暮らしの良さを実感できるような、買い物、医療、福祉の分野の利便性の向上や良好なコミュニティの形成、安全・安心な暮らしなど、より魅力ある住環境を整えていくことを目指す。さらに、都心での多様なライフスタイルの提案や学生のまちなかでの居住など、都心回帰を促す新事業を展開し、まちなかの定住促進に関する幅広い検討を進めていく。
元気な商店街・都心ビジネスの形成
金沢市の都心軸における賑わい創出のため、民間とのネットワーク組織「都心賑わい回廊」まちづくり協議会により、集客力のあるアートを活かした事業やビジネスマンによる多様な交流など回遊性および魅力の向上にむけ、様々な施策を多面的に展開していく。
人・環境にやさしいまちなか交通の確立
過度にマイカーに依存する交通体系を見直し、人間を中心に見据えながら徒歩や自転車、そして公共交通を優先することにより、金沢らしいまちづくりを進め、環境負荷が小さく持続可能な土地形成を目指す。
まちなか交流活動の促進
まちに人を呼び込み、まちの魅力を再発見する機会の創出や芸術文化の新しい創作活動の場を提供する事業を実施する。
金沢中央地区(第1期) 事業内容
金沢中央地区整備方針概要図 (PDFファイル: 375.7KB)
金沢中央地区(第1期) 主な事業
基幹事業
道路・公園
石引1丁目線20号(大学病院前)
道路橋りょう等再生事業(梅の橋)
高質空間形成施設・高次都市施設
犀川右岸(御影大橋~新橋)
近江町市場再整備事業(公共公益施設)
提案事業
地域創造支援事業
まちなか彫刻・国際コンペティション開催費
まちなか学生共生事業
金沢文芸館整備事業