活用地区(金沢中央地区:第2期)
金沢中央地区(第2期)の概要
地区の概要
金沢城祉を中心とした藩政期の城下町の区域であるとともに、市内交通の要衝にあり、小売業を中心とした本市最大の商業集積地を形成し、業務・居住機能や、公共施設等も集積している地区です。
- 計画期間:平成21年度~平成25年度
- 面積:860ヘクタール
地区の現況と課題
本地区においては、郊外部への大型店舗の進出や、都心部の交通渋滞、まちなか定住人口の減少、商店数・事業所数の減少など、都心機能の空洞化が進行し、都市活力が低下しつつあります。
しかし、平成26 年度末の北陸新幹線の金沢開業が予定されており、開業を機にまちなかの定住と交流を促進し、魅力あるまちづくりを推進していく必要があります。
地区の整備方針
- 国内外から多くの人々が来街したくなるような魅力あるまちをつくる
400年以上、戦争や大きな自然災害を受けることがなかったため金沢城を中心とした藩政期のまちの骨格や文化を今に引き継いでいることや、緑が多く、川や用水により水が豊かであるといった恵まれた自然環境を活かしながら、歴史的なまちなみや建造物の保存、電線類の地中化、用水沿いの修景等により、豊かな都市環境を活用した魅力向上を図ります。 - まちの賑わいを創出する
都心軸の再整備などを通じてまちなかの賑わいを創出するとともに、学術・コンベンション機能の強化を図ります。 - 便利で移動しやすいまちにする
新幹線開業により、ますます本市の玄関口の役割を担うことになる金沢駅及びその周辺の利便性の向上を図ります。さらに、金沢駅から様々な場所へ移動を容易にする二次交通の充実を図るとともに、まちなかにおいては、そぞろ歩きができるような歩行環境の確保や、自転車の利用環境の向上を図ります。 - 金沢の魅力発信及び市民との協働によるもてなし力の向上
来街者への情報提供を始めとして、安全安心のもてなし機能の充実と新幹線対応金沢市民会議を通じて、市民や企業など地域総ぐるみで、もてなしの心の醸成やマナーの向上、環境美化・緑化などに取り組み、来街者を温かく迎える体制を整えます。
金沢中央地区(第2期) 事業内容
金沢中央地区(2期) 事業内容 (PDFファイル: 2.3MB)