活用地区(金沢犀川南地区:第2期)
金沢犀川南地区(第2期)の概要
地区の概要
金沢市の中心市街地の南西部に位置する金沢犀川南地区は、JR西金沢駅を中心に工場と共存しながら住宅地が拡がっています。西金沢駅は、JR北陸本線、北陸鉄道石川線、路線バスにより交通結節点としての機能を有しています。
- 計画期間
平成23年度~平成27年度 - 面積
650ヘクタール
地区の現況と課題
西金沢駅は、交通結節点として周辺の工場や高校への通勤、通学などに重要な役割を担っていますが、徒歩による駅西側のアクセス性が悪く不便なことから、地域住民や駅の利用者から利便性向上のために東西を結ぶ自由通路の整備が求められていました。
また、北陸新幹線の整備に伴い、西金沢駅周辺と側道の整備が急務となっていました。
地区の整備方針
交通結節機能の強化
西金沢駅周辺整備に関し、駅の西側に広場を整備し、東西を結ぶ自由通路と駅の橋上化によって西側の利便性の向上及び東西地域間の交流を図り、交通結節拠点としての機能強化を目指します。
安全で安心な居住環境の確保
道路環境整備による歩行空間の改善や、耐震性貯水槽や逆水門設置などにより、災害に強いまちづくりによって、安全で安心な住環境を創出します。
豊かで住みやすいまちづくり
自然と調和した美しいまちなみや、高齢者や障害者にもやさしく全ての人が快適で生活しやすい居住環境など、良好なコミュニティの形成により、生活の質の向上が実感できる魅力あるまちづくりを行います。また、公園においては、災害時における周辺住民の指定避難場所としての機能をもたせます。