Vol.5 さあ、オワリチョウを あるいてみよう!(カズエマチエリア)

カズエマチエリア

所要時間 徒歩約40分

01 泉鏡花記念館 Izumi Kyouka Kinenkan Museum

古風な入口の2階建ての建物の泉鏡花記念館の外観写真

泉鏡花のふるさと
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 誰もが一度は目にしたことがある工業デザイナー柳宗理の名作の数々をご覧いただいた後に中庭へ。金沢の文豪、泉鏡花の記念館へと繋がります。鏡花はここで生まれ育ちました。

02 あかり坂・暗がり坂 Akarizaka-Kuragarizaka

木の板が壁紙となっている家が立ち並び、家との間が通路になっている風景の写真

明治期形成の茶屋街
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建物の合間を縫うようなこちらの坂はあかり坂。
03 尾張町や橋場町周辺が繁華街だった明治期に形成された茶屋街、主計町。
04 昼間も光があたらず暗いことから、そのまま名前は暗がり坂、覚えやすいでござんす。
05 町中の玄関先には、文豪泉鏡花の愛したうさぎが描かれたあんどんが。

03 下新町 Shimoshincho

道路沿いに建っている駐車場のある古風な木造2階建て住宅の外観写真

尾張町の拡大によって出来た町
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 尾張町の町の拡大に伴って出来たのがここ下新町。パン屋に蕎麦屋に、佃煮屋。ぶらりと食べるにゃもってこい。
07  子供達の声が響く中、駐車場の向こう側では用水が顔をのぞかせています。

04 こまちなみ Komachinami

クリーム色の外壁に囲まれた2階建ての日本家屋の写真

武士系住宅3点セット
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 遠くに見える、突き当たりの立派な料亭まで、お店がぽつぽつ続きますが、ここで右折。藩士の家の跡地が見えたら正解です。
09 「塀・前庭・妻入り屋根」、武士系住宅の特徴三点セット。これらが多く残るこの彦三町は、こまちなみ保存区域(旧彦三一番丁・母衣町区域)に指定されています。

05 浅野川 Asanogawa river

写真奥右側に向かって流れる川沿いに紅葉した木が立ち並んでいる風景の写真

眺めよし
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 川に突き当たって左手を眺めます。古き良き景観を壊さぬよう、茶屋街と連続して高さを抑えた建物が浅野川沿いに建ち並びます。これが長年の街の努力ってやつです。
11 木造の「中の橋」は、撮っても良し、歩いても良し、眺めてもよし。

06 主計町全景 Kazuemachi

川沿いに並ぶ黒瓦の屋根の建物を川の反対から撮影した街並みの写真

黒瓦の街並み
12 川の反対側から主計町を眺めれば、釉薬を塗って焼いた、艶のある黒瓦の街並みに心奪われるはず。
13 三連アーチの浅野川大橋は、桜に友禅流しに灯籠流しと、年中通して見どころ満載。いつ通っても、思わず立ち止まり眺めてしまう景色あり、それゆえ人の渋滞にはご注意。

07 リノベーション Renovation

2階部分に店名の記載された看板がかかっており、1階店舗部分の入口前には白い暖簾がかかっているリノベーション物件の写真

話題のリノベ建築
14 あの金物屋が生まれ変わったって、地元でも話題になりました。ヒトモノコトが集まる、町家リノベのローカルショップ、八百萬本舗とはここのこと。
15 仏壇店のビルが、街と観光を繋ぐホステルに大変身。古い街並みが残る金沢とリノベーションは相性抜群。

08 金沢文芸館 Kanazawa Bungeikan

白い外壁の欧風な作りのマンションのような建物の写真

昭和ロマンのランドマーク
16 交差点の向こう側、ランドマークとしてひと際目立つのは文芸館。夜はオレンジの光に溶け込み、気分は昭和ロマン、何ともまぁロマンチック。

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09 三田商店 Mita shouten

道路沿いに建っているレンガ風の建物の外観写真

商売の歴史を語るレンガ風建築
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 ベージュと茶色の外壁が目印の三田商店。大正ロマンな西洋風で昭和5年に建てられました。建物のみならず、洋品、雑貨、電化製品、絵と骨董品と、時代に応じて変貌した商売の歴史もあり。

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10 金沢蓄音器館 Kanazawa Phonograph Museum

入口の2階部分が丸いガラスになっているレトロなレンガ調の建物の外観写真

暖かい音色
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 約600台もの蓄音器を収蔵する、金沢蓄音器舘。尾張町のレトロモダンな町並みに、温かみ溢れる蓄音器の音はぴったり。

11 中町通 Nakamachi street

古風な建物や近代的な高層ビルが立ち並ぶ間を通っている道路の写真

参勤交代のメインストリート
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 真っすぐに続く道の先には金沢城。190回も行ったとされる江戸への参勤交代は、この中町通りを利用しておりました。上級武士ばかりが住むお屋敷街だったこの一帯には、参勤交代の度に、江戸の文化や工芸が持ち帰られ、まさに流行の最先端をゆくイケイケスポットでもあったわけです。

12 ゴール Goal

金沢城が写真奥に移り、木や赤色の花に囲まれた芝生の広場の写真

金沢城正面・河北門がゴール
20 金沢城は石川門が正門だと思われがちですが、実際は河北門こそが実質的な正門でありましら。そこに通ずるのがこの先にある、大手門。今はとても静かな佇まいです。
21 さてさて広がる芝生の先に見えるのは金沢城です。明治以降は軍事の拠点、戦後は金沢城のキャンパスと、転職を重ね、現在は金沢城公園となりました。復元整備工事は年々進み、公開範囲が拡大中。

お隣はオワリチョウエリア

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