弥七の豆がらたいこ 7
ところがいつまで待っても弥七はこもを持って来なんだ。
心配になって主人が見に行くと、なんと弥七は10メートル以上の長さのこもを一緒懸命に編んどった。
「わりゃぁなにしとるがぃ、こんな長いこも編んでぇ。」
主人があきれていうと弥七は、「こもを『編め』ってぇ言われたけれど、まだ『やめ』といわれとらん」とすました顔で答えた。
主人は「うーん」と唸って謝った。
ところがいつまで待っても弥七はこもを持って来なんだ。
心配になって主人が見に行くと、なんと弥七は10メートル以上の長さのこもを一緒懸命に編んどった。
「わりゃぁなにしとるがぃ、こんな長いこも編んでぇ。」
主人があきれていうと弥七は、「こもを『編め』ってぇ言われたけれど、まだ『やめ』といわれとらん」とすました顔で答えた。
主人は「うーん」と唸って謝った。