「セアカゴケグモ」にご注意ください

「セアカゴケグモ」の発見について

令和3年11月16日に金沢市内において特定外来生物の「セアカゴケグモ」が発見されました。市内では、平成26年7月に1例そして令和元年8月にも2例発見されており、今回4例目の発見となります。
ゴケグモ類は、熱帯から亜熱帯を中心に分布するクモで、毒をもっています。

毒グモですが、その習性はおとなしく、素手でつかんだりクモの巣に触れたりしない限り咬まれることはありません。セアカゴケグモを見つけても絶対に素手で触らないでください。
見つけた場合、足で踏みつぶす、殺虫剤を噴霧する等して対処するようお願いします。

特徴は

脚を含まない体長は雄が4から5ミリメートル、メスが7から10ミリメートル。メスの腹部背面中央にはゴケグモ特有の目立った赤色の縦班条があります(オスには赤い班紋はありません)。毒を持っているのは、メスのみです。

全体が黒色で背中に赤色のまだら模様のあるセアカゴケグモの写真

セアカゴケグモのメス 背面(環境省ホームページより)

生息場所

日当たりが良い暖かい場所で、地面や人工構造物のあらゆる窪みや穴、裏側、隙間に営巣します。
屋外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等に付着して、屋内に持ち込まれる可能性があります。

咬まれた場合の症状

  • 針で刺されたような痛みを感じます(すぐに痛みを感じないこともあります)。
  • その後咬まれた箇所が腫れたり、痛みが全身に広が発汗や吐き気を引き起こすことがあります。
  • 症状のピークは3~4時間で、通常数時間から数日で症状は軽減しますが、小児や高齢者では、重症化することがあります。

咬まれたときは

咬まれた箇所を水で洗い患部を冷やすこと、多少出血があっても包帯などをしないこと。殺虫剤等で殺したクモを持って医療機関に受診すると適切な治療につながります。

この記事に関するお問い合わせ先

衛生指導課(環境衛生係)
郵便番号:920-8533
住所:金沢市西念3丁目4番25号
電話番号:076-234-5114
ファックス番号:076-220-2518
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