風しん・麻しんについて
風しんは、風しんウイルスを含んだ飛沫(咳やくしゃみ、会話などで飛び散るしぶき)を吸い込んで感染します。通常2~3週間の潜伏期間の後、発疹や発熱、リンパ節腫脹が出現します。風しんは、妊娠した女性が感染してしまうと、お腹の中の赤ちゃんにも感染し、目・耳・心臓などに障がい(「先天性風しん症候群」)を引き起こすことがあります。
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力は非常に強いと言われています。10~12日の潜伏期間の後、発熱や咳、鼻水、目の充血などの症状(カタル症状)が現れます。