兼六園花便り 平成31年1月5日(1189号)
金城霊沢近くに、明治36年建立の大屋あつし翁の石碑が建てられています。
今年の干支の“イノシシ”と地球儀が彫られています。初めて地球儀をつくられた人です。
蝋のように透けている花びらに水滴のつく“ソシンロウバイ”。氷細工のようにみえます。
“八重寒紅梅”3本開花しています。冬から咲き始める梅です。
「あらっ 梅!」と笑顔で写真を撮る姿が見られます。
イノシシ
八重寒紅梅
ことじ椿、龍石の椿、小さな花のワビスケ、ヤブツバキ、サザンカが彩ります。
しぼりの入ったピンク色の“ツバキ”も葉陰に見えます。
梅林ではナンテンやマンリョウの赤い実が目立ちます。
ツバキ
ユズリハ
お正月に鏡餅に飾られる“ユズリハ”。後を譲るように古葉は落葉しすぐに新葉が展開。
カシワ葉も茶色くなった葉がそのままついていますが初芽が出る頃に落葉します。
1月5日(土曜日)記
兼六園開園時間 10月16日から翌年2月末日まで 午前8時~午後5時
早朝開園時間 11月1日から 翌年2月末日まで 午前6時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)