兼六園花便り 平成31年1月26日(1192号)
「わが背子に見せなむと思ひし梅の花 それとも見えず雪の降れれば」山部赤人
“梅林”を訪れた観光客は紅梅の“八重寒紅梅”に魅かれるように集まります。
咲き始めた白梅の青軸は雪の色と区別がつきません。
花の数も増えた“緋の司”は鮮やかな紅梅。やはり遠くからでも目立ちます。
梅林
緋の司
暖かみを感じる黄色の“ソシンロウバイ”。
冬の最中に春の訪れを思わせるような“マンサク”の開花。
雪と赤のコントラスが美しい生垣のサザンカを背景に写真を撮る姿も見られます。
ソシンロウバイ
マンサク
雪だるまをつくる幼児、小さな雪玉を大事に手のひらにのせて歩く子供。 突然落ちてくる枝からの雪シャワーに驚く男性の笑い。雪の庭園での楽しい一コマ。
1月19日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から翌年2月末日まで 午前8時~午後5時
- 早朝開園時間 11月1日から翌年2月末日まで 午前6時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)