兼六園花便り 平成31年3月2日(1197号)
梅林から少しはずれた場所に“鴬宿の木”。
“鴬宿”は白い花びらに淡い桃色が入る優しい色合い。
名前は村上天皇の命により移された梅の枝に下げられていた短冊。
「勅なればいともかしこし鶯の宿ととはばいかに答へむ」(紀貫之の娘)から名づけられたといわれています。
梅はもとに戻されたといいます。
鴬宿の木
紅色のしだれ梅
紅色の“しだれ梅”、白色の“しだれ梅”も咲いています。
快晴に大きな花びらの“道知辺”も良く目立ちます。
麻耶紅梅の真紅の蕾も膨らんできました。
十月桜、冬桜、椿、アセビ、マンサクが咲いています。
白色のしだれ梅
道知辺
3月2日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで 午前7時~午後6時
- 早朝開園時間 3月1日から3月31日まで 午前5時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)