兼六園花便り 平成31年3月30日(1201号)
ソメイヨシノの蕾は多く赤くなり、もうすぐ開花のようにみえます。
園内ではコヒガン、エドヒガン、“コシノヒガン”などヒガン系の淡いピンクの桜が咲いています。
いつも早く咲く山崎山後ろ側のヤマザクラ、小輪のクマガイ、冬桜、十月桜、濃い色のツバキカンザクラを楽しむことができます。
黄色い花が目立ちます。真弓坂付近の大きな木のサンシュユ、時雨亭お庭にも咲いています。
梅林、鶺鴒島などには“トサミズキ”。いくつかの花が重なり穂のように下がります。マンサクの仲間。
コシノヒガン
ユキツバキ
椿も真っ盛り。時雨亭前には“ユキツバキ”も開花中です。
梅林では麻耶紅梅開花中。淡いピンクの“シデコブシ”開花。
常磐ヶ岡階段横に“ショウジョウバカマ”。ふさふさとした花は猩々の毛を思わせるところから名前がつけられたといいます。
シデコブシ
ショウジョウバカマ
3月30日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで 午前7時~午後6時
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで 午前4時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)