兼六園花便り 令和元年6月29日(1213号)
桂坂から入園して桜ヶ岡の坂を上っていくと目の前に宏大な霞ヶ池と千歳台が広がります。
「すごーい、綺麗じゃん!」と若い男女の大きな声。
梅林では薄青紫色の“ギボウシ”の花。ハナショウブに変わって曲水の縁を彩どります。
すぐ近くのガクアジサイの花の色も青紫色。
“ナンテン”の花は白色。サカキ(マサカキ、ホンサカキ)の花も白色。
長谷坂の大木の“クマノミズキ”も白い花。
風でゆれて目立つ“ハンゲショウ”の葉。白い部分が遠くからでもよく見えます。
ナンテン
クマノミズキ
苔の中にどっしりと地面をつかむ“根上松”。40数本の大小の根が見事です。13代の藩主のお手植えの松。
他にキンシバイの黄色が曲水や池の縁に鮮やかです
ハンゲショウ
根上松
6月29日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで 午前7時~午後6時
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで 午前4時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)