兼六園花便り 令和元年7月20日(1216号)

小川の縁に置かれた異なる大小の石などに苔がむしている写真

曲水(令和元年7月20日撮影)

園内を巡る先々で多くの樹々と苔の緑に癒されます。園内ではおおよそ60種の苔が見られるそうです。

山崎山裾の“曲水”の縁や流れの中にそれぞれ異なる大小の石が置かれています。苔に覆われた石は趣があります。

宏大な千歳台では根上松を中心に“苔”が広がります。

常磐ヶ岡に入ると花が咲いたように真っ赤な“キノコ”。目立つのでカメラに収めていく様子が見られます。

松の木が生えている地面に苔がビッシリと広がっている写真

苔がむした地面に赤色のキノコが生えてきている写真

キノコ

6月に咲いた“キササゲ”はすぐ後に見られた小さな実はどんどん伸びて細く長く下がっています。
青から茶に変わり、翌年花が咲くまで残ります。エゴの実も見られます。

サルスベリ、オミナエシ、ヒメヒオウギズイセン、ヤブカンゾウ、ギボウシ、スイレンの花々も見られます。

霞ヶ池の中にある“蓬莱島”。モミジの枝先は少し色づいているようです。

黄白色の花をつけたキササゲをアップで撮影した写真

キササゲ

枝先がほんのり赤く色づいている蓬莱島の写真

蓬莱島

7月20日(土曜日)記

  • 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで 午前7時~午後6時
  • 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで 午前4時開園

(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)

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