兼六園花便り 令和元年10月05日(1227号)
園内の植物は深まる秋へと移り変わっていきます。
落葉が目立ち始め、柵内のイチョウの下には銀杏が落ちています。
霞ヶ池、徽軫灯籠を背景に、白くなった“ススキ”が揺らぎます。8日は寒露の日。
庭園では年間を通して生える“キノコ”。名前はわかりませんが色々な種類が見られます。
白い花が静かに佇む姿が美しい“シュウメイギク”。
キノコ
シュウメイギク
ハギやフジバカマもまだ楽しめます。
赤く実った“モチノキ”。樹皮から鳥もちがつくられます。小鳥の好物の実です。
真っ赤に実った“サンザシ”は横を通る人の足をとめます。落ちた実を拾う人も見えます。
緑の葉に小粒の真っ赤な実のウメモドキ。葉が梅の葉に似ているから名づけられています。
モチノキ
サンザシ
10月5日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで 午前7時~午後6時
- 早朝開園時間 9月1日から10月15日まで 午前5時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)