兼六園花便り 令和元年10月26日(1230号)

大きな木の手前に、鮮やかな赤紫色の小さな果実をつけたムラサキシキブの写真

ムラサキシキブ(令和元年10月26日撮影)

梅、桜、ケヤキ、トチノキの落葉が目立っています。

「栃黄葉 ひるがへるとき艶めきて」皆川盤水

“雪吊り作業準備”のための芯棒が唐崎松にたてられていました。
近くの芝生の上にも“雪吊りの柱”が準備されています。
11月1日から始まります。

唐崎松にたてられた2本の芯棒の写真

雪吊り作業準備

間隔をあけて置かれた3本の丸太の上に、雪吊り用の柱がまとまって置かれている写真

雪吊りの柱

小さな粒の“ムラサキシキブ”。優雅な色合いを紫式部の名に例えて名づけられたそうです。
ウメモドキと同じく葉は落ちても冬景色に映える美しい実です。
“ナンテン”も赤く色づき始め、マユミ、モチノキ、ヤブコウジなどの赤い実も目立ちます。

十月桜は2輪見えます。西王母や白い椿、一重の素朴なサザンカなど晩秋の花が咲いています。
“ツワブキ”も咲き始めました。黄色が鮮やかです。

赤い実をつけたナンテンをアップで撮影した写真

ナンテン

菊に似た黄色い花を咲かせたツワブキをアップで撮影した写真

ツワブキ

10月26日(土曜日)記

  • 兼六園開園時間 10月16日から2月末日まで 午前8時~午後5時
  • 早朝開園時間 10月16日から10月31日まで 午前5時開園

(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)

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