兼六園花便り 令和元年11月2日(1231号)
11月1日、名松の唐崎松から始まった雪吊り作業。
放射状の“雪吊り”が映えます。来年3月まで雪の重みから枝を守ります。
時雨亭の前の樹木に蔦う“サネカズラ(ビナンカズラ)”に可愛い赤い実が見えます。
一つ一つの粒に陽があたっています。
「葉がくれに現れし実のさねかずら」 高浜虚子
サネカズラ
ツバキ
梅林には黄色いツワブキ、白い“ツバキ”、一重の白いサザンカが咲いています。
モチノキ、ナンテン、マユミ、ウメモドキの赤い実も見られます。ハギも少し残り外国からの女性がカメラを向けていました。カリンの実も大きくなっています。
紫色のムラサキシキブの実も楽しめます。
千歳台の桜や山崎山のケヤキは次々に落葉しています。
近くには“センブリ”の花が咲いていました。
桂坂近くには大振りの“ことじ(椿)”が咲き始めています。
センブリ
ことじ(椿)
11月2日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から翌年2月末日まで 午前8時~午後5時
- 早朝開園時間 11月 1日から 翌年2月末日まで 午前6時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)