兼六園花便り 令和元年11月9日(1232号)
唐崎松と玩月松並んだ“雪吊り”が青空に映えて壮大です。
七福神山の前を流れる“曲水”は、陽射しを受けてキラキラ光っていました。
梅林では“ツワブキ”の黄色が鮮やかです。蕗に似た葉は大きく艶があるところから名づけられたそうです。
白いツバキやマユミ、マンリョウ、ナンテン、サネカズラ、ウメモドキ、モチノキの赤い実も楽しめます。丸く刈り込まれたドウダンツツジは紅葉してきました。ケヤキの葉は次々と落ちていきます。
曲水
ツワブキ
千歳台の“桜の葉”の紅葉が目立っていました。
「紅葉してそれも散りゆく桜かな」 蕪村
十月桜は5輪以上の花が咲いていました。開花です。
桜ヶ岡に咲くことじ(椿)は深紅色です。
霞ヶ池周辺、蓬莱島の“モミジ”の枝先から少しずつ色づき始めています。
桜の葉
モミジ
11月9日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から翌年2月末日まで 午前8時~午後5時
- 早朝開園時間 11月 1日から 翌年2月末日まで 午前6時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)