兼六園花便り 令和元年12月21日(1238号)
梅林ではマンリョウ(万両)やナンテンの赤い実が目立ちます。“シロミノマンリョウ”も見られました。紅白並んで植えられています。お正月花に用いられるセンリョウ(千両)の実より立派ということで万両と名づけられたそうです。
“マユミ”の四角い実もまだ下がり、次々に咲くサザンカも彩ります。
冬に咲くロウバイや八重寒紅梅の蕾を探すのもこれから楽しみです。
マユミ
ユキバタツバキ
椿も次々と咲いています。ことじ椿は見ごろ。龍石の椿や白のワビスケも楽しめます。
桜ヶ岡付近には真紅色の“ユキバタツバキ”も咲いていました。ユキツバキとヤブツバキの中間型。時雨亭近くにあるユキツバキは早春に咲きます。
千歳台に咲く満開の冬桜・“十月桜”は遠くからでもよく見えます。
常磐ヶ岡の落葉した“ウメモドキ”の赤い小さな実は冬の景色に色を添えています。
十月桜
ウメモドキ
12月21日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から2月末日まで 午前8時~午後5時
- 早朝開園時間 11月 1日から2月末日まで 午前6時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)