兼六園花便り 令和2年1月4日(1239号)
梅林の開花した“ソシンロウバイ”に出会いました。蕾も多くこれから楽しみです。
蝋細工のような花びらです。甘い香りがします。
斑入りの“ワビスケ”も開花。ツバキやサザンカで彩られてきました。
マンリョウ、ナンテン、ビナンカズラの赤い実も冬景色に映えます。
雪のない庭園では、白色の十月桜、冬桜がよく目立ちます。満開です。
庭園内には他にいろいろな椿が咲いています。
ワビスケ
ネズミモチ
今年の干支はネズミ。そのネズミの名前のついた“ネズミモチ”。
実が糞の形ににているところから名づけられたそうです。
前田家の藩祖 菅原道真をお祀りした“金沢神社”では多くの人がお参りしていました。
近くにある“鳳凰山”は今の兼六園に建てられていた竹沢御殿の築山としてつくられたものです。
築山の洞窟の中には13代藩主によって建立された金沢霊沢碑が収められています。
金沢神社
鳳凰山
1月4日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から2月末日まで 午前8時~午後5時
- 早朝開園時間 11月 1日から2月末日まで 午前6時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)