兼六園花便り 令和2年1月18日(1241号)
樹木の間を盛んに小鳥が飛び交っています。
苔の上を“雀”が群れになって移動していきます。
「寒雀語れる如き首を振り」 星野立子
“八重寒紅梅”の花も増えていました。梅林には20種の梅が植えられていて、一番早く咲き出します。
梅林の“ソシンロウバイ”も観光客の目にとまるようになり、写真を撮る姿も増えてきました。
枯れた葉がまだついたままの“マンサク”。細長い黄色い花が目立ちます。
雀
ソシンロウバイ
山崎山を麓から見上げると、葉が落ちて見とうしが良くなり“お室の塔”がよく見えます。
京都仁和寺の御室御所の塔に模してつくられたそうです。
冬桜、十月桜、椿、サザンカの花々も楽しめます。
マンサク
お室の塔
1月18日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から2月末日まで 午前8時~午後5時
- 早朝開園時間 11月 1日から2月末日まで 午前6時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)