兼六園花便り 令和2年2月8日(1244号)
梅林の紅梅・白梅を楽しめるようになりました。
最初に咲き出した八重寒紅梅、緋の司はほぼ満開です。“しだれ梅”の濃い紅色の可憐な花に目がとまります。
淡いピンク色の道知辺、“鴬宿”も咲き出しています。白梅の“冬至梅”は見ごろです。
鴬宿
冬至梅
若緑がくの玉梅や“青軸”、紅色のがくの白加賀も次々に咲いています。
ほのかな香りがします。数羽の小鳥が梅から梅へと飛びかっていまいた。
ソシンロウバイの前でかがんで眺める二人づれや、他にワビスケ、マンサク、マンリョウ実、ナンテン実にそれぞれ興味を持つて立ち止まる人の姿も見えます。
真弓坂脇の、両側に枝を張るマンサクは開花も見られました。
春に向かって咲く椿、今盛りの椿、そして苔の上の“落ち椿”も綺麗です。
青軸
落ち椿
2月8日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から2月末日まで 午前8時~午後5時
- 早朝開園時間 11月 1日から2月末日まで 午前6時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)