兼六園花便り 令和2年2月22日(1246号)
次々と咲く白梅、紅梅。
「梅の花香をかぐはしみ遠けども心もしのに君をしぞ思ふ」 万葉集 市原王
しなやかに垂れるしだれ梅も楽しめるようになりました。
優しいピンク色の“八重紅しだれ”、白い花びらがより白く見える“八重緑がくしだれ”、真紅のしだれ梅など。
桃色の大きな花びらの“道知辺”。昔の旅人は見た目も鮮やかなこの梅を道しるべにしたといわれています。
八重緑がくしだれ
道知辺
八重の“麻耶紅梅”も咲き出していました。梅林は更に賑わってきます。
真弓坂付近のマンサクは見ごろです。梅林のマンサク4本も咲いています。
椿も見ごろをむかえています。冬の初めに咲き出したことじ椿は咲き続けます。
散策しているといろいろな“椿”に出逢います。
ツバキカンザクラの蕾の先にピンクの花が見えていました。
麻耶紅梅
椿
2月22日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から2月末日まで 午前8時~午後5時
- 早朝開園時間 11月 1日から2月末日まで 午前6時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)