兼六園花便り 令和2年3月7日(1248号)
兼六坂側の“ツバキカンザクラ”。早咲きの桜が開花していました。
一つの花序に数個の花が集まったように咲きます。
百間堀側のカラミザクラは今にも開花しそうです。白い花びらに長い雄しべが目立つ桜です。
園内でも早咲きの小さな桜の“クマガイ”が開花していました。
十月桜、冬桜も昨年から咲き続けています。
梅林ではえんじ色のがくの目立つ“豊後”(梅)、ピンク色の花の見驚(梅)が咲き、20種の梅はすべて開花しました。
クマガイ
豊後
黄色い花が目立ちます。マンサクにつづいて“サンシュユ”、小さな花の“ダンコウバイ”、トサミズキが咲き始めました。
真弓坂横植え込みや時雨亭お庭などにサンシュユ、梅林でダンコウバイが見れます。
壺形の花のアセビやヒサカキも開花していました。ヒサカキの花からは春の香り(匂い)が漂います。
平開咲きの真っ赤なユキツバキも一輪開花。
サンシュユ
ダンコウバイ
3月7日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月 1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 3月 1日から 3月31日まで午前5時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)