兼六園花便り 令和2年6月1日(1253号)
4月の八重桜や菊桜、5月のカキツバタは休園の静寂な中で咲き誇っていたことでしょう。
6月1日から休園は解除され、混みあうような通路は一方通行になるよう配慮されていました。
梅林に歩を進めると“ベニバナバイカウツギ”が目にとまります。
白地にピンク色の花が房状に咲いて華やかです。アジサイ科の園芸品種です。
梅林の曲水には“ハナショウブ”が彩っています。
ハナショウブ
サツキ
園内全体ではいろいろの色合いの“サツキ”を楽しめます。
桜ヶ岡を上ってくると赤紫色の“ニワフジ”が咲いていました。マメ科で蝶形の花です。
放生池(金城池)は“スイレン”、コウホネ、ショウブが咲いています。
近くの植え込みにはホタルブクロが咲き始めていました。
霞ヶ池の静かな水面に小さな輪があちらこちらに見えます。小さな魚が飛び上がってできる水の輪。
飛び上がるたびに小魚はキラリと光ります。
ニワフジ
スイレン
6月1日(月曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から 8月31日まで午前4時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)