兼六園花便り 令和2年7月18日(1260号)
巨樹のケヤキやモミジなどの樹々に囲まれた山崎山の“御亭”。人の姿が見えず静寂です。
幽邃、蒼古を感じさせられます。
千歳台下から梅林へ続くところに咲く“ハンゲショウ”の花。穂状の花は最初は穂先はうつむき次第に上を向きます。
近くには、ヒメヒオウギズイセンが色鮮やかです。
梅林ではオミナエシや“ハギ”。ハギの横には葉が美しいタカノハススキ。
曲水の辺にはギボウシが見ごろです。
千歳台や放生池近くではヤブカンゾウ、足元ではリュウノヒゲの花が咲いています。
御亭
ハギ
キササゲは青い長い実と、前年の茶色くなったさやと共に下がります。
エゴノキの青い実や、翼のついた“モミジ”の実が見られます。
今回も色々な“キノコ”も見られました。
モミジ
キノコ
7月18日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)