兼六園花便り 令和2年7月25日(1261号)
“庭園”では多くの観光客が見られました。
一方通行になっている山崎山を次々と緑に吸い込まれるように上っていきます。
梅林の曲水沿いにはギボウシが彩り、舟之御亭横には、葉に斑入りの“タカノハススキ”(鷹の羽薄)と秋の七草の一つ“ハギ”が並んで植えられて風情があります。ハギは眺望台の斜面にも咲いていました。
オミナエシの前では写真を撮る姿もみられました。フジバカマは蕾の状態です。
ハンゲショウの白い葉は遠くからとても目立ちます。
庭園
タカノハススキ
赤い葉にふと目がゆきます。切り株からのびた“タブノキ”。
常緑樹で高木のタブノキは常磐ヶ岡や瓢池斜面など園内でよく見られ、緑豊かな庭園を担っています。
一つ、二つと“キノコ”を数える幼児。今回も水分を多く含んだ苔にいろいろな種類のキノコが見られました。
タブノキ
キノコ
7月25日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)