兼六園花便り 令和2年9月19日(1269号)
剪定していた“唐崎松”は終了していました。池へと長く伸びる枝は、亀島の方へ首を伸ばす鶴のように見えます。
いよいよ秋本番です。
“松葉”はかき集められ、いくつかの嵩ができていました。
通路に落ちている実を見て、これなんだと拾う男性に「栃の実よ」と教える女性の声。
放生池畔のウメモドキも真っ赤に熟していました。
近くには、タカノハススキ、フジバカマも楽しめます。
唐崎松
松葉
眺望台の下の植え込みでは“ハギ”は見ごろとなっています。
花見橋、千歳橋の袂にはシロバナハギ。咲き始めたところです。
千歳台ではフジバカマの出会いもあります。
コバノギボウシ、オミナエシの花。“サルスベリ”は百日紅の名前のように長く咲き続けています。
ハギ
コウホネ
9月19日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 9月1日から10月15日まで午前5時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)