兼六園花便り 令和2年10月3日(1271号)

赤い実をつけたサンザシを下からアップで撮影した写真

サンザシ(令和2年10月3日撮影)

常磐ヶ岡から入園するとキノコが目に入りました。
樹木の多い園内では色々な“キノコ”に出合います。
中でもキノコの種類の一つの“ムラサキナギナタタケ”の群生に目を見張りました。

先週青かった常磐ヶ岡の“サンザシ”は色づいていました。目立ちます。
これなんの実?と名札を見るご夫婦。山査子にふりがながつけられています。
江戸中期に中国から小石川薬園へ。漢方として利用されました。
いよいよ実りの秋。ウメモドキ、ムラサキシキブ。サンシュユの赤い実も見えます。

大きな傘をした2つのキノコの写真

キノコ

淡い紫色で細長い形状をしたムラサキナギナタタケの写真

ムラサキナギナタタケ

梅林の“フイリヤブラン”、シュウメイギク、ハギ、チャの花。
金沢神社前の植え込みにはホトトギスの花一輪。
ツバキの西王母や一重の“サザンカ”も咲いています。

淡紫色の小さな花を穂状に咲かせたフイリヤブランの写真

フイリヤブラン

白くて縁がピンク色の花弁をつけた、サザンカの花をアップで撮影した写真

サザンカ

10月3日(土曜日)記

  • 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
  • 早朝開園時間 9月1日から10月15日まで午前5時開園

(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)

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