兼六園花便り 令和2年11月14日(1277号)
紅葉・黄葉が見ごろになりました。
多くの観光客で賑わい、「綺麗!綺麗!」の声が聞こえてきます。
“山崎山”は紅葉山とも呼ばれています。山への上り口あたりはイチョウの落ち葉の絨毯です。
“山崎山下苔地”の紅葉に次々にたちどまりカメラを向けています。
「ひとつ色で似ぬものばかり紅葉哉」千代女
山崎山
カエデ
一枚一枚の葉の優しい色合いのグラデーションの“カエデ”の葉。
黄色い葉が太陽にあたり鮮やかな“ダンコウバイ”。
それぞれの色に染まり、落葉していきます。落ち葉を拾って遊んでいる子供の姿もありました。
十月桜、“冬桜”は数輪ですが咲いています。白、赤の椿、チャノキ、ツワブキの花。
ウメモドキ、ナンテン、マンリョウの赤い実。カシやシイノキノのドングリも落ちています。
ダンコウバイ
冬桜
11月14日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から翌年2月末まで午前8時から午後5時まで
- 早朝開園時間 11月 1日から翌年2月末まで午前6時から
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)