兼六園花便り 令和2年11月21日(1278号)
紅葉と落ち葉の庭園。日々景観が映り変わっていきます。
前日の雨や風で多くの“散り紅葉”。松葉も多く落ちていました。園全体秋の終わりの色合いです。
身体を低くして落ち葉を撮る姿、落ち葉をすくっては楽しむ幼児の姿もみられました。
「紅葉散る水は瀬となり滝と落つ」 秋櫻子
“花見橋”の上では、曲水のアオサギを興味深そうに眺めています。
大きな“ドウダンツツジ”数本綺麗に紅葉。ニシキギの朱色の紅葉を添えます。
花見橋
ドウダンツツジ
“十月桜”、冬桜も横を通る人に目立つようになりました。ツワブキの黄色も鮮やかです。
八重の白いサザンカ、“ハマヒサカキ”、ヒイラギも開花。赤や白の椿。ホトトギスは夕顔亭のお庭に。
マユミ、ウメモドキ、マンリョウ、ヤブコウジ、ナンテン、オモトの赤い実なども楽しめます。
黄色いカリンの実も見えます。
十月桜
ハマヒサカキ
11月21日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から翌年2月末まで午前8時から午後5時まで
- 早朝開園時間 11月1日から翌年2月末まで午前6時開園
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)