兼六園花便り 令和3年12月6日(1314号)
園内では多くの落ち葉。モミジや松葉の黄色や茶色の絨毯。侘び寂びの景色です。
散策路は綺麗に取り除かれています。
次々と“曲水”を流れる落葉や沈んでいる落葉を作業員さんは取り除いていました。
黄色や赤い紅葉のドウダンツツジは常磐ヶ岡で目立ちます。
「めっちゃ綺麗!絵になるー」と着物姿の女性。
真っ赤に燃えるような色のニシキギも眺望台近くに。
曲水
十月桜
千歳台には“冬桜”、“十月桜”。
真冬には一度花の数は減りますが、春に咲く桜の時期になるともう一度開花して満開になる二度咲きです。
葉の落ちた“サンシュユ”、“ウメモドキ”の実は一際色鮮やかにみえます。
「梅擬熟れてわづかに葉を存し」 藤野古白
ツバキ、サザンカの季節になりました。
これから冬の間楽しませてくれます。
サンシュユ
ウメモドキ
12月6日(月曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から翌年2月末日まで午前8時から午後5時まで
- 早朝開園時間 11月 1日から翌年2月末日まで午前6時から
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)