兼六園花便り 令和3年12月20日(1316号)
落葉樹の葉は落ちて、針葉樹と常緑樹の緑が目立つようになりました。
真っ直ぐに青空高く伸びた高木に目がゆきます。ヒノキによく似た“サワラ”。日本固有種だそうです。
近くには“お花松”。太い幹やその枝の、雨に濡れた赤色の見事さに見とれてしまいます。
サワラ
お花松
細いさやが下がる独特の雰囲気の“キササゲ”。葉は落ちた冬の間だけの姿です。
梅林の“ロウバイ”の開花。沢山の蕾。蝋のように透きとおった花びらは暖かそうな黄色。
松の横に添えられるように立つ“蓮花寺型灯籠”。こもで巻かれてほっそりした姿は趣があります。
キササゲ
蓮花寺型灯籠
12月20日(月曜日)記
- 兼六園開園時間 10月16日から翌年2月末日まで午前8時から午後5時まで
- 早朝開園時間 11月 1日から翌年2月末日まで午前6時から
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)