兼六園花便り 令和3年4月3日(1294号)
満開となって一週間の“ソメイヨシノ”。花びらは一枚、一枚と舞いながら散っています。
曲水を流れていく花びら、カキツバタの周りに浮かぶ花びら。美しい眺めです。
梅林では“ヤエベニシダレ”が華やかです。
亀甲橋の近くにヤマザクラ系の“旭桜”。新しく出た紅茶色の葉と白い花のコントラスが鮮やかです。
千歳橋近くにヤマザクラ系の“兼六園熊谷”。新しく出た薄茶色の葉と縁にピンクの大きな花は艶やかです。
一斉に咲くと樹全体が濃いピンク色になります。
一重の大きな花のミクルマガエシは数輪咲いていました。
ヤエベニシダレ
旭桜
八重のイトククリやヨウキヒが咲き出していました。
兼六園菊桜は若々しい若葉の中に真紅の小さな蕾が見えます。
梅林では白い花の“リキュウバイ”が咲き始めていました。花の中心部は緑色です。
トキワイカリソウも若草色の葉とともにイカリのような形をした白い花が見えます。
兼六園熊谷
リキュウバイ
4月3日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から翌年10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時から午前6時45分まで
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)