兼六園花便り 令和3年4月17日(1296号)
園内ではカスミザクラと八重桜が楽しめます。
淡い黄緑色の“ウコン”、雌しべの先が象の鼻のように曲がっているフゲンゾウ、アズマニシキ、濃い花色のカンザンなど。福桜は開花が始まったところです。
「旭桜、熊谷桜、塩釜と日に名木をいま菊桜」 芦田高子 歌集「兼六園」
“塩釜桜”も見ごろです。初代は藩政時代にあった竹沢御殿の中庭に植えられていたそうです。「兼六園全史」35枚から50枚の花びらの八重桜です。
ウコン
兼六園菊桜
若葉色の葉が瑞々しい“兼六園菊桜”。可愛い花は日に日に開いています。
“ツツジ”も開花してきて鮮やかです。レンゲツツジの橙色やハナズオウの濃い赤紫色、リキュウバイやドウダンツツジの白。シャクナゲのピンク色。“モミジ”の花。美しい彩の季節です。
ツツジ
モミジ
4月17日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から翌年10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時から午前6時45分まで
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)