兼六園花便り 令和3年7月10日(1302号)
蒸し蒸しとした梅雨中です。
園内に入ると、キノコが目に入ります。パンケーキのように表面が平たい大きな“キノコ”、白い“キノコ”、紅色や濃い茶色いキノコなど色も形も様々です。
山崎山は樹木と“苔”に覆われています。麓から頂に上がっていく観光客は半ばで写真を撮ったりして、緑の中に吸い込まれるようにのぼっていきます。
キノコ1
キノコ2
足元に植えられている“ヒメヤブラン”やリュウノヒゲの小さな花々。
ヒメヤブランの花茎はまっすぐたっています。リュウノヒゲの花茎は曲がって花はうつむいて咲いています。
梅林に入ると赤橙色の“ヒメヒオウギズイセン”(姫檜扇水仙)が咲いていました。
似た植物のヒオウギズイセンより花が小さいのでヒメヒオウギズイセンと呼ばれるそうです。
ハギと並んで咲いています。
スイレン、コウホネ、ハンゲショウなども楽しめます。
苔
ヒメヤブラン
7月10日(土曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から翌年10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 4月1日から8月31日まで午前4時から午前6時45分まで
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)