兼六園花便り 令和4年3月28日(1321号)
梅林では多くの観光客で賑わっています。
鶯の鳴き声を聞きながら紅梅、白梅を楽しみます。風が吹くたびに花びらは舞います。
木いっぱいに咲いている八重の“白加賀”。見ごたえがあります。
梅林のシデコブシは蕾がふくらんで間もなく咲きそうです。
曲水のふちに咲く“ショウジョウバカマ”。初春に水辺に咲く花です。
ショウジョウバカマ
ツバキカンザクラ
兼六坂側に咲く“ツバキカンザクラ”。ほぼ満開になっていました。
かかえ咲きといわれる花は下向きに咲いています。カンヒザクラ系です。
“クマガイ”という小さな八重の桜が咲いています。コヒガン系の花です。
冬桜、“十月桜”も見頃です。エドヒガン系の桜もぽつぽつと開き始めていました。
ソメイヨシノの蕾には桃色の花の色が見えます。
園内では、サンシュユ、トサミズキ、ヒュウガミズキの黄色い花に出会います。
余り目立たないですが、白い壺状のアセビやヒサカキも咲いています。
クマガイ
十月桜
3月28日(月曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 3月1日から3月31日まで午前5時から
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)