兼六園花便り 令和4年4月4日(1322号)
ソメイヨシノの淡い花弁にみとれてしまいます。
園内では、ヒガン系の桜がソメイヨシノより早く咲いて満開になっていました。
ソメイヨシノが満開になると競演となってさらに華やかさが増していきます。
瓢池の中島に咲く“コヒガン”、冬桜と並んで咲く“コシノヒガン”や曲水脇に咲くエドヒガン。
千歳台には高木の“シダレザクラ”。
眺望台下の斜面に咲くコシノヒガンに次々とカメラを向けていました。
コヒガン
コシノヒガン
兼六坂側に咲く“ツバキカンザクラ”。ほぼ満開になっていました。
かかえ咲きといわれる花は下向きに咲いています。カンヒザクラ系です。
“クマガイ”という小さな八重の桜が咲いています。コヒガン系の花です。
冬桜、“十月桜”も見頃です。エドヒガン系の桜もぽつぽつと開き始めていました。
ソメイヨシノの蕾には桃色の花の色が見えます。
園内では、サンシュユ、トサミズキ、ヒュウガミズキの黄色い花に出会います。
余り目立たないですが、白い壺状のアセビやヒサカキも咲いています。
シダレザクラ
蓮池門
4月4日(月曜日)記
- 兼六園開園時間 3月1日から10月15日まで午前7時から午後6時まで
- 早朝開園時間 3月1日から3月31日まで午前5時から
(このページは兼六園研究会会員 城森順子さんのボランティア協力により作成されています。)